会長

九州支部同窓会

ＪＪＮ同窓会　会長
武田一臣

　九州支部の同窓会に行って参りましたので、ご報告させていただきます。今回の会場は長崎県の平戸市でした。長崎県の北西に位置する平戸市は、日本の陸路（離島除く）の最西端に位置する歴史とロマンがあふれる城下町です。４００年ほど前、日本で最初の西洋貿易港としてイギリスやオランダとの交流が始まり西洋文化の橋渡しとなった平戸には、フランシスコ・ザビエルが訪れて以来広まったキリシタン信仰が今もなお息づいています。キリスト教が禁じられる中で、ひそかに信仰を続けた潜伏キリシタンの伝統の証しとなる遺産群として、２０１８年７月に世界遺産に登録されました。信仰の尊さを感じながら平戸の教会を巡ってみてはいかがですか？（文章引用：平戸観光協会発行のパンフレットから）　

　九州支部の支部長さんは山中章好さんです。３月９日（土）、午前１０時に福岡空港で待ち合わせて、レンタカーで現地に向かいました。学校からは日本医療科学大学学部長の中谷儀一郎先生と、放射線技術専門学校の学科長　末永光八先生が参加してくださり、他の数名の会員と一緒に皆で相乗りさせていただきました。ここから３～４時間の旅です。目的の場所は『平戸海上ホテル』でした。（長崎県平戸市大久保町2231-3　　電話０９５０－２２－３８００）　　本日の予定は午後４時からの総会で始まり、その後、懇親会となっています。宿の手配をはじめ、本日のお世話をしてくださったのは地元出身の大浦孝志さんです。彼は私の後輩で、城西卒業後しばらくして平戸に帰って行きました。彼の住む町は、ここ平戸の港からさらに船に乗って、島へ渡ったところだそうです。あの船ですと指差された先には大きな船が遠くに見えました。想像したよりもかなり大きな船でした。台風などで海が荒れると欠航することがあると聞いたことがあります。ここは物静かで、のどかな町のような気がいたしました。大浦君の勤務先は医療法人医理会『柿添病院』です。　平戸市鏡川町２７８番地　電話０９５０－２３－２１５１　診療科目も沢山あります。地元に根付いた病院らしく、パンフレットには地域社会に貢献しますと病院理念が書かれていました。彼は勤務してから２３年間になるそうで、これからも頑張ってください、応援致します。

　午後４時から総会が始まりました。山中支部長の挨拶で始まり活動経過報告、会計報告、監査報告と続き、次年度事業計画（案）が発表されて総会が終わりました。続いて私の会長活動報告です。昨年一年間の全国支部活動の様子と、今年は九州支部までの活動を報告致しました。次は懇親会です。その前にお風呂に入ったりして、開始時刻の６時半までのんびり致しました。お風呂の湯は透き通ってさらっとしており、箱根の温泉とはかなり違うような気がしました。
　懇親会場に入ると九州らしくお膳に料理が並び、いかにも宴席らしい雰囲気でした。お刺身が新鮮で、とてもおいしかったです。このあと、一番広い部屋に集合して二次会が始まりました。私は途中で失礼して部屋に帰って寝ることに致しました。
　翌朝の日曜日は強い雨が降っていました。エレベーターで１階に下りて朝食会場に向かいました。バイキング形式です、自分が好きなものが食べられますのでいいですね。かわったところではアゴと呼ばれる、あぶった魚が置いてありました。むしって食べるととてもおいしかったです。お酒のつまみにもってこいですね。おかわりをもらいに再度テーブルに行くと、あれほど大皿に山と積まれていたアゴでしたが、すっかり空っぽになっていました。大変な人気の小魚でした。

帰り際に記念写真を撮りましたが、すでに何人かはお帰りになっていました。来年は熊本県で行うことが決まっています。全国に大学が出来ましたので、以前のように東京の学校に通う環境ではなくなりました。参加者が徐々に減ってきて、いつまで開催できるのかなと憂いのため息が聞かれます。いろいろ工夫しながら頑張りましょうとお伝えして参りました。来年の再会をお約束して帰って参りました。九州支部の皆様お世話になりました。ありがとうございました。