会長活動報告
JJN同窓会 会長
武田一臣
2024年7月3日(水)、北海道札幌市において九州支部と北海道南支部の交流会が開催されました。JJN同窓会の支部活動は長い歴史がありますが、そのなかで他支部との交流会を兼ねた支部活動はありませんでした。今回は九州支部からの提案を、北海道南支部が受け入れるという形で実現いたしました。『狭い日本』の北と南が結びついた思いがけない企画となりました。さて会場となったのは札幌ビール園でした。ここは札幌市東区北7条東9丁目2-10で、JR札幌駅からタクシーで約7分の距離にあります。懇親会場となったのは「ポプラ館」で、団体さん専用に作られたようなとても大きな建物でした。用意されたジンギスカンは、中央が山型に盛り上がった鉄鍋に、野菜やラム(仔羊)やマトン(成羊)の肉を焼いて食べるという、北海道を代表する郷土料理でした。うんちくを読むとサッポロビール園で提供するのは、くさみやクセがないオーストラリア産やニュージーランド産のラム肉だけだそうで、ジンギスカンがはじめての人でも、美味しく召し上がることができるそうです。タレについてもビール園特製のタレで、リンゴやレモンの風味を活かしたこだわりの味わいだとか、塩コショウ―も同様にオリジナルということでした。
さて今回の同窓会にお忙しい中はるばると、中谷儀一郎先生が駆けつけてくださいました。忙しくて無理かも・・・・と伺っていたのですがいらっしゃってびっくり。本当にありがとうございました。そして本日のメインは九州支部長 山中章好さん、北海道南支部長 伴伸次さんのお二人です。そもそもの発端は毎年開催している九州支部の総会でした。九州支部は九州7県を左回りに開催県を決めて活動していますが、たまには他に行きたいとの思いがあり、ここ数年検討を重ねてきました。そして今年3月に熊本県で開催された同窓会総会の場で、「今年行きたい、行くなら北海道へ」と決議した次第です。3月に決めて7月に実行に移す、まことに素早い動きでした。7月2日、3日、4日で実現した北海道旅行となりました。
懇親会は伴支部長さんの挨拶で始まりました。広い会場に他のお客さんも大勢いて騒々しく、声がよく聞こえませんでした。でも乾杯の後はお構いなしに、皆さん何度もお替りしながら召し上がっていました。料理の注文はタブレットで行います。しばらくすると配膳ロボットが自分たちのテーブルまで運んでくれる、大変便利なシステムでした。
私はこんな本格的なジンギスカン料理は初めてでしたが、臭みもなく柔らかいお肉でとてもおいしかったです。一緒に焼いたかぼちゃなどの野菜もおいしかったですね。テーブルのあちらこちらから、モクモクと蒸気が沸き上がっているように見えました。服に匂いが浸み込んでいくようでした。
2時間の制限時間を迎えてお開きの時間となりましたが、全員で集合写真を撮った後も名残惜しく、なかなか終わりませんでした。特に教師と教え子の間柄である会員は、中谷先生との別れを惜しみ、個別に記念写真を撮りながら、何度も何度も握手を繰り返していました。
今回の同窓会を終えて感じることが多々ありました。これまで会員だけの集まりがほとんどでしたが、今回のように学校から先生が参加されることで、全く違う盛り上がりを見せていただきました。私は会長就任以来、支部活動の活性化と学校とともに歩む活動を目指してきました。今回の経験を活かし、今後は会員だけでなく学校からも積極的に教員をお招きしたいと思います。同窓会の会則、第2章 目的及び事業 第4条には、本会は母校の発展に寄与することを目的とすると書かれています。基本に戻って、母校の発展に役立つ同窓会を模索してまいります。これからも皆様からのご協力を賜りますようお願いいたします。最後に北海道南支部の皆様、ありがとうございました。そして九州支部の皆様ありがとうございました。来年は宮崎県での開催ですね。再会を楽しみにしています。
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